縁結び神社研究会

相生社(下鴨神社)

ご利益:縁結び

交通:JR「京都駅」から市バス(4・205系統)「下鴨神社前」または「糺の森」下車、徒歩3分



【特徴・見どころ】
 下鴨神社の楼門手前にある末社で、神皇産霊神(かむむすびのかみ)を祀り、縁結びの御利益で有名です。産霊(むすび)とは産み育てることで、この神様は宇宙万物を創造した造化三神の一柱です。ご神木の『連理の賢木(れんりのさかき)』は、二本の木が途中から一本に結ばれており、縁結びの象徴にもなっています。またこの木が枯れると糺の森のどこかに跡継ぎが出来る(現在は四代目)との言伝えがあり、京都の七不思議にも数えられています。

【ほーりー記】
 下鴨神社に広がる糺(ただす)の森を抜け、朱塗りの楼門前の左手にある末社がこの相生社です。鳥居と小さなお社があり、横には御神木の連理の賢木、そしてすぐそばには「えんむすびお守り授与所」まであります。

 相生社の前には、縁結びのお願い事をするときの手順が説明されています。まずは絵馬に願い事を書き、それを持って男性は左から、女性は右からお社と御神木の周りを回ります。そして正面を通るときには絵馬をかざしてお願い事を祈念し、三周目に絵馬掛けにかけます。

 絵馬掛けはこれでもかというほどに絵馬がかかっており、この神社の人気のほどが伺い知れます。私が見ている間にも、次々とお願い事をされていく方が回っていました。

 そして「えんむすびお守り授与所」ですが、さすがに縁結びと名前がついているだけあって、多くのお守りがあります。白と赤で一対のお守りや源氏物語をモチーフにした縁結びおみくじなど、多くの方が求められていました。


近畿の縁結び

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