縁結び神社研究会

春日大社 風宮神社

ご利益:子授け

交通:近鉄「奈良駅」より奈良交通バス「大仏殿・春日大社前」もしくは「春日大社表参道」下車、徒歩10分



【特徴・見どころ】
 春日大社本殿の側(特別拝観地域)にあります。祭神は級長津彦命(しなつひこのみこと)、級長津姫命(しなつひめのみこと)で、風神として息を司ることか生命の神としても信仰されています。お社の隣にカゴノキを母樹として、ツバキ、ナンテン、ニワトコ、フジ、カエデ、サクラが着生した七種寄木(なないろのやどりぎ)があり、これは風神が風で種を運んだものと伝えられています。このため妊婦を守ると信じられ、「子供が宿りますように」と、こよりに願いを書いて結ぶ習わしもあります。

【ほーりー記】
 お社は小さいですが、隣の七種寄木はぐねぐねとくねって見応えがあります。こんなに多くの樹が共生しているというのは確かに不思議で、風の神様が種を運んできたと言われても、納得してしまいます。

 級長津彦、級長津姫はあまり聞いたことのない神様でしたが、調べてみると龍田大社の神様でした。イザナギとイザナミの間に生まれ、イザナミ神の吹き出す息から生まれたと言われています。


近畿の安産祈願

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