縁結び神社研究会

西大寺

ご利益:縁結び

交通:近畿「大和西大寺駅」下車、徒歩3分



【特徴・見どころ】
 宝暦12年(1762)に京都の近衛政所御殿を移した愛染堂は、人間の愛欲を司る愛染明王坐像(重文)を本尊としています。全身が赤く六本の腕に密教法具や弓を持つ姿は、まさに縁結びの仏様に相応しく、恋を一直線に叶えてくれそうな力があります。秘仏のため普段は拝観できませんが、1月15日〜2月4日と10月下旬〜11月上旬の年2回、特別開扉が行われています。

【ほーりー記】
 残念ながらご開扉の時期ではなかったため、重文の愛染明王を拝観することは出来ませんでしたが、愛染堂は愛染明王尽くしで、これだけいれば恋愛成就も間違いなしなんじゃないかと思えるほどでした。

 このお寺は大仏で有名な東大寺の対として建立されているだけに(一時荒廃した歴史はありますが、もともとは東大寺規模の大寺院でした)、他にも見どころは満載です。特に四天堂には手に錫杖を持つ長谷式の丈六十一面観音や、創建当初(764年)から残る邪鬼、本堂には清凉寺式の釈迦如来や文殊菩薩を中心とする五尊像など、仏像には見応えのあるものばかりでした。


近畿の縁結び

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