縁結び神社研究会

貴船神社

ご利益:縁結び

交通:叡山電鉄「貴船口駅」下車、徒歩30分。または「貴船口駅」より京都バス貴船行にて「貴船」下車、徒歩5分(バスは春分の日〜11/30と正月のみ運行)



【特徴・見どころ】
 御祭神は高おかみ神(たかおかみのかみ)で、水を司る神様です。水は命の源であり、浄化の力でもあります。清らかな水は心の中の汚れも清め、心が洗われると元気がよみがえります。元気がよみがえれば運も開かれるということで、運気発祥、開運の信仰が生まれました。そして和泉式部が貴船神社に参詣して願いが叶い、不和となった夫と復縁した話は有名で、それ以来貴船神社は”恋の宮”として知られ、『おとぎ草子』にも恋物語が生まれるなど縁結びの神社となりました。

 貴船神社本宮より上流300メートル、本宮と奥宮の中間にある結社(ゆいのやしろ)は磐長姫命(いわながひめのみこと)を祀るお社で、ここも古くから縁結びの神様として知られています。この神様は神話の中で、瓊々杵尊(ににぎのみこと)が磐長姫、木花開耶姫(このはなさくやひめ)姉妹の内、妹の木花開耶姫だけを娶られた時、「我長くここにありて縁結びの神として世のため人のために良縁を得させん」と貴船の地に鎮まりました。このように失恋の痛みを知る神様で、平安期にはすでにたくさんの人々がお参りしています。縁結びを願う人はススキ等の細長い草を結び合わせて祈願すると霊験あらたかで願いごとが叶い、生涯の幸福が得られると言われています。ただし現在は草木の保護のため、ススキの代わりに結び文(本宮にあります)に願いを書いて結んでいます。

 なおお参りの仕方は、本宮、奥宮、その帰りに結社へと参るのが古くからの習わしです。

【体験者の声】
 京都の貴船神社は和泉式部のエピソードで有名ですが、紅葉の季節にライトアップが行われていて、とても綺麗でした。スッゴク寒かったのでおもわず「寒い・・・」と言ってしまったら、手を握ってくれました。いい思い出です。

【ほーりー記】
 水につけると文字が浮き出る水占みくじは面白いです。私は大吉! が出ました。


近畿の縁結び

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