縁結び神社研究会

結神社

ご利益:縁結び

交通:樽見鉄道「東大垣駅」下車



【特徴・見どころ】
 『むすぶじんじゃ』と読みます。祭神は天御中主尊(あめのみなかぬしのみこと)、高御産霊尊(たかみむすびのみこと)、神御産霊尊(かみむずびのみこと)の造化三神で、天地を主宰する神と万物の生産・生成を掌る宇宙創造の神々です。古くから「むすび」すなわち「生産の神」、さらには「縁結びの神」「和合円満の神」として崇敬され、『十六夜日記』にも「守れただ 契りむすぶの神ならば とけぬ恨に われ迷はさで」と和歌が奉じられています。

 またこの神社には、小栗判官(おぐりほうがん)と照手姫(てるてひめ)の物語が残されています。相模国(現神奈川県)の郡代横山修理大夫の娘「照手姫」は、夫婦の契りを結んだ常陸国(現茨城県)の「小栗判官」を結婚に反対する父に殺されそうになり、三河国(現静岡県)へと逃れさせます。しかしその後に判官の行方が分からなくなり、方々を探し歩いた照手姫はこの結大明神に7日間の願をかけ、後に再会を果たすことが出来ました。結神社より南へ100mほど向かうと『観音堂』があり、ここには照手姫が結大明神に納めた黄金の守り本尊を頭上にいただく十一面観音が祀られています。ここも縁結びと安産に御利益があり、信仰を集めています。


東海の縁結び

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