縁結び神社研究会

雑司ヶ谷鬼子母神

ご利益:安産、子育て

交通:JR「池袋駅」下車、徒歩15分またはJR「目白駅」下車、徒歩15分



【特徴・見どころ】
 菩薩形の鬼子母神像が祀られ、安産・子育(こやす)の守り神として信仰されています。

 鬼子母神はもともとインドで人の子を食らう鬼女でしたが500人の子供(1000人とも言われます)がおり、人々に助けを求められた釈迦がそのうちの一人を隠してしまいました。すると鬼子母神は狂ったように嘆き、釈迦に助けを求めます。釈迦は「500人の子がありながら1人いなくなっただけでそのように嘆き悲しむのであれば、これまで子供を殺されてきた親の気持ちはいかほどのものであったのか」と諭します。その言葉に今までの行いを悔いた鬼子母神は、釈迦に帰依して子供の守り神となりました。

 このような逸話から鬼子母神は安産・子育ての仏として御利益があります。左手に幼児を抱き右手に吉祥果を持つ姿は、まさに安産を司る優しさが現れています。吉祥果とはザクロのことで、一つの実にたくさんの小さな実が付き、その一つ一つが種を持つことから、子孫繁栄の象徴とされています。

 またここではフォントの関係上「鬼子母神」の字を使っていますが、本来『鬼』の字の頭の角は取って書かれます。


関東の安産祈願

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