縁結び神社研究会

入谷鬼子母神

ご利益:安産、子育て

交通:日比谷線「入谷駅」下車、徒歩1分。または、JR山手線「蜥谷駅」下車、徒歩7分



【特徴・見どころ】
 東京の夏の風物詩として知られる「朝顔市(7月6〜8日)」で知られるお寺です。「恐れ入谷の鬼子母神」という言葉で江戸時代から庶民に親しまれていましたが、この鬼子母神はもともとインドで人の子を食らう鬼女でした。それが安産・育児の守り神となったのには一つの逸話があります。

 鬼子母神には500人の子供がおり、このうち最愛の末子を釈迦が隠してしまいました。そこで狂ったように嘆き、釈迦に助けを求めた鬼子母神に、釈迦は「500人の子がありながら1人いなくなっただけでそのように嘆き悲しむのであれば、これまで子供を殺されてきた親の気持ちはいかほどのものであったのか」と諭します。その言葉に今までの行いを悔いた鬼子母神は、釈迦に帰依して子供の守り神となりました。

 このため鬼子母神の『鬼』の字は、頭の角を取って書かれています(フォントの関係上、ここでは角がついていますが)。


関東の安産祈願

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