縁結び神社研究会
待乳山聖天
ご利益:縁結び、子宝
交通:銀座線、浅草線、東武伊勢崎線「浅草駅」下車、徒歩10分
【特徴・見どころ】
『まつちやましょうてん』と読みます。妻沼(めぬま)聖天(埼玉)、生駒聖天(奈良)と共に、日本三大聖天の一つです。『聖天』とは『大聖歓喜天』の略で、像の頭を持つ夫婦の姿をしており、その男女が抱き合うストレートな表現から、縁結びや夫婦和合、子授けの御利益があると云われています。境内あちこちには大根をモチーフにした飾りがありますが、これは聖天の持物が大根であるためで、大根には身体を丈夫にし、良縁を成就し、夫婦に和合をもたらす功徳の象徴としての意味があります。
【ほーりー記】
1月7日に行われる『大根まつり』に出かけてきました。まずは朝に出かけて「ふろふき大根」の整理券をGET! 大根は聖天の持物で良縁成就、夫婦和合の象徴です。これを食べて1年の健康を祈願し、良縁成就も叶えて頂こうというお祭りです。
ちなみに境内では二股の大根が絡み合ったシンボルを至るところで見ることが出来ました。ここまであると縁結びの御利益が、ビシビシ頂けそうな気がします。おまけに本物の大根も売っていました。また境内の一角に歓喜地蔵尊も祀られています。こちらは数度の火災で原型を留めていませんが、子育て地蔵として信仰されています。
さて、ふろふき大根が配られる11時30分になると、境内には多くの人が集まっています。それほど広くない境内は人で埋まり、大根を待つ行列は敷地の外まで続いています。列に並んで待っていると、途中で御神酒なども配られ、そういえば朝起きてから何も食べてないな〜なんて考えながら飲んでふらふら。そしてようやく甘い味噌の乗った大根を頂くことが出来ました。
温かな大根を食べながら、隣では神楽の楽音で太鼓や笛が鳴り響きます。何か、とても楽しくなる1日でした。
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