縁結び神社研究会

神田明神

ご利益:縁結び、神前結婚式

交通:JR「御茶ノ水駅」聖橋口より徒歩5分



【特徴・見どころ】
 神田明神には三柱の神様が祀られ、そのうちの大己貴命(おおなむちのみこと)には、夫婦和合・縁結びの神様としての神徳があります。大己貴命とは島根の出雲大社の祭神でもある大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)の別名で、日本神話では多くの兄弟の中から意中の女神を射止めたり、毎年10月(神無月)には出雲大社に神々を集めて縁結びの会議を開くなど、縁結びの神様として知られています。また境内には高さ6.6メートル・重さ約30トンの、日本一大きな石造りの大黒様がいます。大黒様は七福神の一人ですが、大国主が大黒と通じることから、同一神として祀られています。

【ほーりー記】
 朱塗りの派手な隨神門をくぐると、広い境内に入ります。私が行ったときにはちょうど『だいこく祭』が行われていて、祭神の大己貴命(だいこく様)と少彦名命(えびす様)が、笛や太鼓の音にあわせて神楽を舞っていました。

 また境内では結婚式も行われており、新郎新婦が巫女さんに先導されて、本堂へと向かっているところでした。しずしずと歩く姿は厳かで、通りすがりの人間も思わずちょっと畏まりながら祝福したくなるような、そんな式でした。

 境内には他にもたくさんの見所があります。石造りでは日本一大きな大黒様はなかなかユニークですし、拝殿前の獅子山に立つ狛犬は迫力があります。宝物殿では「天下祭」として知られる神田祭りのジオラマや資料、神田明神に伝わる神宝なども展示されています。


関東の縁結び
関東の神前結婚式

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