縁結び神社研究会

赤城神社(大沼)

ご利益:縁結び、子授け、安産、美娘祈願

交通:両毛線「前橋駅」からバス75分「赤城山」下車(バスの本数は少ないです)



【特徴・見どころ】
 赤城大沼に突き出した小鳥ヶ島に鎮座する神社で、主祭神は赤城大明神(あかぎだいみょうじん)です。この神様は赤城の山と湖の神様で、雄壮な山なみは男性神、湖の美しさは女性神として崇められています。特に湖はその神秘性から女性の信仰が厚く、縁結び・子授け・安産など、女性の願いを必ず叶えてくれると云われています。

 またこの神社には淵名姫と赤城姫の物語が伝わっています。高野辺大将家成の娘、淵名姫と赤城姫は美しさと素直さで知られ、家成一家は仲睦じく幸せに暮らしていました。しかし姫達の母が亡くなると、継母の柱御前は姫達の美しさを妬み、二人を亡き者にしようと企みます。ある日都へと向かった家成の留守中に淵名姫が殺されると、難を逃れた赤城姫は赤城の山へとたどり着きます。知らせを聞いた家成が柱御前を捕らえて、赤城山へ向かうと、大沼の東岸より赤城姫が淵名姫と共に一羽の鴨の背に乗り、姿を見せました。二人の姫は赤城大明神に召されて赤城の神様となり、姫を乗せた鴨は赤城神社の建つ小鳥ヶ島になったのです。以来、この神様にお願いをすると、淵名姫や赤城姫のような美人の娘を授かるとも伝えられています。


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関東の安産祈願

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