縁結び神社研究会

別所温泉

ご利益:美人祈願

交通:上田交通別所線「別所温泉駅」下車、徒歩10分



【特徴・見どころ】
 景行天皇の時代(71〜131)に日本武尊(やまとたけるのみこと)が発見したと伝わる古湯で、清少納言の『枕草子』には”七久里の湯”としてその名が出てくるほど歴史の古い温泉です。泉質は単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)で何より「美人の湯」として知られ、この辺りではお嫁に行くとき、必ず温泉で肌を整える『別所詣で』という風習まであります。

 湯治客が泊まる旅館も多くありますが、日帰り客は3つある外湯にも入ることが出来ます。大師湯は自覚大師が好んで入浴したと言われ、石湯は真田幸村の隠し湯、葵の湯は木曽義仲が葵御前と入浴したと伝わっています。

【ほーりー記】
 常楽寺や安楽寺、北向観音など美しい建物が建つお寺を巡り、飲泉塔(温泉が飲める)や自由に浸かれる足湯など、一日中温泉を楽しめる街でした。

 近くにはお湯を三杯かけて美肌を願うお湯かけ地蔵があり、北向観音近くの足湯側に立っています。また大師湯、石湯、葵の湯は硫黄の香りが優しく漂い、散策の疲れがじんわりとれました。最高の気持ちよさです! 私は3つとも入ってみましたが、時間のない方は石湯に入ってみましょう。自然の岩間を利用した温泉で、一番趣がありました。


美人祈願

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